ども!前Pです!
ネット通販でかなり当たり前になってきた、
「置き配」
玄関前や宅配ボックスなどに荷物を置いてもらえるので、

今日荷物届くけど家おらん!
みたいな時には、めちゃくちゃ便利ですよね。
そんな置き配ですが、楽天市場で大きな変更があります。
2026年10月30日(金)から、楽天市場で「置き配」設定が原則必須化されます!
「えっ!?」
「置き配したくない店舗も申し込まないとダメ?」
「アイスも置き配せなアカンの?」
「果物なんか夏場に置かれたらヤバくない?」
いろいろ気になりますよね。
前Pもここ、結構ややこしいなと思いました。
今回は楽天市場の「置き配」原則必須化について、
- いつから始まるのか
- なぜ必須化されるのか
- 店舗は何をしないといけないのか
- 冷蔵・冷凍商品はどうするのか
- 果物など置き配が難しい商品はどうするのか
店舗目線で整理していきます!
楽天市場の「置き配」が2026年10月30日から原則必須化
まず日付です。
2026年10月30日(金)から「置き配」対象商品を取り扱う店舗を対象に、置き配設定が原則必須となります。
対象となる配送方法を利用している店舗については、10月29日までに必要な準備を完了しておく必要があります。
ここで重要なのが、
「楽天に出品している商品は、全部『置き配OK』にしないといけない!」という話ではありません。
商品によっては置き配対象外にできますし、楽天側でも置き配に適さないジャンルや商材についてルールが定められています。
このあたりは後ほど詳しく説明します。
そもそも、なぜ今「置き配」なの?
今回の背景には、日本の物流問題があります。
物流業界では、いわゆる「2024年問題」以降、人手不足や配送能力不足への対応が大きな課題になっています。その中でも問題になるのが、
再配達。
一度配達に行ったのに不在。
またトラックで同じ家まで行く。
当然、ドライバーさんの負担も増えます。
政府も2026年3月に閣議決定した「総合物流施策大綱」において、2030年度までに「置き配」などの非対面受取率を5割まで引き上げる目標を掲げています。そして楽天市場でも、これまで配送・受取まわりの改善を進めてきました。
2023年
「最短お届け可能日表示」機能をリリース。
さらに2023年8月からは、注文画面でユーザー自身がお届け日時を選択する仕様へ変更。
2024年7月
「Rakuten最強配送」を開始。
そして2024年11月には、
「Rakuten最強翌日配送」
へ名称が変更されています。
こうした取り組みによって日付指定率を高め、再配達率の改善を進めてきたわけですね。
そして今回、さらにその先へ。
楽天の案内では、
標準的な受け取り方法を「置き配」へと転換していく
という方向性まで示されています。
つまり今回の置き配必須化は、単なるRMSの機能追加ではなく、
楽天市場全体の受け取り方を変えていく施策
と考えたほうがよさそうです。
「うちは置き配使わないから申し込まない」はアカン?
ここが今回、かなり重要です。
対象となる店舗については、
まず店舗として「置き配」の利用申込を行う必要があります。
RMSの、
↓
「オプション機能利用申込・解約」
↓
「置き配」
から申込を行う流れです。
つまり、
「うちは置き配したくないから何もしません!」
ではなく、基本的には置き配を利用できる環境を整えたうえで、
置き配できない商品について個別に「受け付けない」と設定する
という考え方になります。
ただし、全商品が冷蔵・冷凍など明確に置き配対象外となる店舗についても「利用申込そのものが絶対必要なのか?」という点は、公開されている情報だけでは判断しづらい部分があります。
こういった店舗は、自己判断で放置するのではなく、楽天側へ確認しておいたほうが安全です。
店舗がやることは大きく3つ
ざっくり整理すると、対応はこの3つです。
① 置き配の利用申込
まずRMSから置き配の利用申込。
これが大元の設定になります。
② 配送会社・受注システムの対応確認
置き配注文が入るようになると、
「玄関前」
「宅配ボックス」
「物置」
など、お客様が指定した置き場所を配送会社まで正しく連携する必要があります。
ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便など、利用している配送会社によって送り状の対応方法が異なります。
さらに、
CROSS MALL
ネクストエンジン
GoQSystem
などの受注一元管理システムを使っている店舗は、
置き配情報がちゃんと受注データ・送り状まで連携されるのか
ここも必ず確認しておきたいところです。
③ 商品ごとの「置き配指定」を設定
商品ごとに、
「置き配を受け付ける」
または
「置き配を受け付けない」
を設定します。
ここ、かなり注意してください。
置き配指定の初期値は「受け付ける」と案内されています。
ということは、冷凍商品や高温に弱い商品を大量に販売している店舗が、
「とりあえず置き配サービス申し込んどこ!」
だけで進めるのは、ちょっと怖いです。
先に、
どの商品を置き配OKにして、どの商品をNGにするのか
棚卸ししておいたほうがいいと思います。
「アイスも置き配しろ」ではありません!
ここは安心してください。
例えば、
アイスクリーム。
真夏の玄関前に、
ポツン。
……

いや溶けるわ!!
となりますよね。
冷蔵・冷凍など温度管理が必要な商品は、置き配に適さない商品として扱うことができます。
商品側の「置き配指定」を、
「受け付けない」
に設定します。
温度・湿度など、置き配後の環境変化によって品質が劣化する可能性のある商品についても、楽天では「置き配を推奨しない商材」という考え方が設けられています。
なので、
「置き配必須化したから冷凍食品も全部置き配!」ではありません。
じゃあ「果物」はどうなる?
個人的に気になったのがここ。
果物です。
例えば、冷蔵便で送っている桃やぶどうなどであれば、
「置き配を受け付けない」
で考えやすいと思います。
一方、常温で発送している、
みかん
レモン
オレンジ
りんご
などは少し判断が難しくなります。
常温配送できる商品でも、真夏の直射日光が当たる玄関前に何時間も置かれれば、商品の品質に影響する可能性がありますよね。
楽天のガイドラインでは、
温度・湿度などの環境変化によって劣化する可能性のある商品などについて、店舗自身で置き配設定の可否を判断する「非推奨商材」という区分
があります。
なので、
「食品だから全部置き配NG」
でもなく、
「常温配送だから全部置き配OK」
でもない。
商品の特性を見ながら判断する必要があります。
特に生鮮食品を中心に扱う店舗さんは、自店舗の商品がどこまで置き配不可として認められるのか、一度楽天へ確認しておくことをおすすめします。
全商品「置き配不可」にしてしまえばいい?
これも注意です。

面倒やし全部『受け付けない』でええやん!
と思うかもしれません。
気持ちは分かります。
めちゃくちゃ分かります。
ただし今回、楽天が「置き配設定を原則必須化する」と明確に方針を出している以上、
特に理由なく全商品を置き配不可にして回避する
という運用はおすすめできません。
楽天では「置き配非表示ジャンル」と「非推奨商材」が定められており、非推奨商材については商品の性質を踏まえて店舗側で可否を判断する仕組みになっています。
導入が難しい店舗向けには、
「楽天市場【置き配】相談フォーム」
も案内されています。
確認できる案内では、相談フォームの入力期限は、
2026年9月30日(水)
となっています。
今日時点でもう9月です。
今月中ですよ!
「まだ10月30日まで時間あるし大丈夫やろ」
と思っていると、相談期限のほうが先に来てしまいます。
「この商品って置き配不可にしてええん?」
「配送システム的に対応できへん!」
という店舗さん。
10月になってから考えるのではなく、今月中に一度確認しておいたほうがよさそうです。
置き配で盗難されたらどうなる?
置き配で気になるのが、
盗難。
そして雨などによる汚れや破損。
楽天市場では「楽天あんしんショッピングサービス」の置き配補償があり、注文時に置き配を指定した商品について、
1回あたり最高30万円
まで補償されます。
対象となるのは、置き配による
- 汚損
- 破損
- 盗難
など。
購入者側にとっても、以前より置き配を利用しやすい環境が整えられています。
楽天が置き配を標準的な受取方法にしていくために、店舗側だけでなく購入者側の不安も減らそうとしているわけですね。
まとめ|10月30日やけど、10月に入ってからでは遅いかも
今回の変更をまとめます。
2026年10月30日から、楽天市場で置き配設定が原則必須化。
店舗側では、
- 自店舗の商品が置き配対象になるか確認
- 商品ごとの置き配可否を整理
- RMSで置き配利用申込
- 配送会社・一元管理システムの連携確認
- 商品情報の置き配設定
- 実際に注文が入ったときの受注~出荷フローを確認
ここまでやっておきたいところです。
個人的には、
まず申し込む!
ではなく、
まず商品を確認する!
から始めたほうがいいと思います。
特に、
冷蔵
冷凍
生鮮食品
高額商品
精密機器
などを扱っている店舗さん。
置き配できない商品を整理せずに進めると、後から慌てる可能性があります。
さらに受注一元管理システムを使っている場合は、
RMSだけ設定して終了!
ではありません。
受注データから配送会社の送り状まで、
「置き場所」の情報がちゃんと流れるのか。
ここまで確認して、初めて「置き配対応完了」です。
そして、
置き配について楽天へ相談したい店舗さんは9月30日まで。
「10月30日からやし、まだ大丈夫」
ではなく、
相談するなら今月中です!
10月30日になって、
えっ!?置き配の注文入ってるけど、どこに置くん!?
とならないように、今のうちに確認しておきましょう!
それでは!
置き配だけに、

対応を後回しにして置きっぱなしにしないようにしましょう!

最後ちょっと無理したな。


