こんちは。
早いもので、2023年のゴールデンウィークもあっという間に終わり、
楽天に出店している店舗様は、これからSS(楽天スーパーSALE)の準備に忙しくなることだと思います。
そんな中、ちょっとだけ立ち止まって、
2023年のゴールデンウィークってみんな売上どうだったんだろう?
ってのを探ってみたいと思います。
※ここでいうゴールデンウィークは5月1日〜7日の7日間を指すことにします。
ちまたでは今年は良かったよ、とか、今年は良くなかったよ、
うちのジャンルは特に良かったよ、悪かったよ、等という風のうわさを聞くこともあると思います。
楽天のECCさんに「今年のゴールデンウィークはどうだったんですか?」と聞けば、
大抵の場合「昨年よりも10%くらいいいですよー」と言われると思います。
楽天あるあるの1つだと思いますが、
おいおい、それって本当なのかよーって思うこともしばしばではないでしょうか?
ということで、ご安心ください。
運営代行として多くの楽天市場のサイトをお預かりしているコンサルロケッツが、
実際の店舗さんの数字から今年のゴールデンウィークのリアルをお伝えさせていただきたいと思います。
なお、流石にリアルな金額をお出しするのは微妙なので、
2023年の売上を1とした場合で22年と比較したいと思います。
2023年の5月1日〜5月7日の売上が70万円で、
2022年の5月1日〜5月7日が35万円だった場合、
2023年が1なので、2022年は0.5ということになります。
では、いってみましょう。
2022年の売り上げと比較
まずは、vs 2022年です。
赤くなっている部分は2023年に比べて2022年の方が売上が高かったという事になります。
今回集計した45サイトの内、
実に30サイトで2022年よりも売上が落ちてしまっている
(逆に45サイト中15サイトは23年のほうが伸びた)、
という厳しい結果です。
割合にすると実に66%です。
ジャンルで見てみても、まんべんなくどのジャンルも厳しかったのではないか・・と思われます。
まだ、アパレルがマシだったかなと・・。
もちろんコンサルロケッツで運営代行をさせていただいているお客様だけ特別に良かった、悪かった、ということももしかするとあるかもしれませんが、
おそらくはコレがリアルに近いのではないかと思います。
2019年までの売り上げと比較
では、この数字を2022年だけではなく、2019年までさかのぼってみてみると・・。
ジャジャーン。
という具合になります。
なお、0.00というのは、未出店だったということになります。
44サイト中25サイトは2021年の方が売上が高かったです。
割合にすると55%です。(44サイト中19サイトは23年の方が売上が伸びた)
割合にすると70%です。(41サイト中12サイトは23年のほうが売上が伸びた)
結果から見えてきたこと
この数字からも、
ゴールデンウィークは明らかにコロナ期間の3年間がEC業界において特需だったのかが分かります。
本当に特需だったのか?というのが気になるので、コロナ前の2019年との比較をみてみると・・・
38サイト中15サイトは、2019年の方が高かったようです。
割合にすると39%です。
なんと、19年は50%を軽く下回っております。
(38サイト中23サイトは23年のほうが売上が高かった)
ということで、
コロナ期間をぶっ飛ばす(20年〜22年をなかったことにする)と、
多くの店舗様で売上は伸びているようです。
つまり、2023年と比較した時に、売上が2023年よりも良かった割合は、2019年から順に
39%→70%→55%→66%という具合に1年毎に凸凹になったという状態のようです。
最後に
果たして、コロナの影響がおそらくもっとなくなる2024年は、
一体どういう未来が待っているのでしょうか。
まあ、ジタバタしても仕方がないので、結局は日々コツコツとやれることをやり続ける!
コレに尽きると思います。
そして、この「やり続ける」というのが、口にするは易し、行うは難しだと思いますので、
ぜひ、この道のプロのコンサルロケッツにお任せいただければ、コレ幸いです。