んちゃ!伍号機です。
新年あけましておめでとうございます。
本年の弊社は丑年にちなんで
ウシろを振り返らず
一歩一歩確実に、
ギュウと中身の濃い一年にしていきますので、
何卒よろしくお願いいたします。
2020年は新型コロナウイルスにより怒涛の一年になってしまいました。
あらゆる業種に様々な影響がございましたが、外出自粛の動きにより、EC業界は飛躍の一年になったのではないかと思います。
この状況が収束するまでまだまだ時間がかかりそうなことと、仮にこの自体が収まったとしても、それ依然と全く同じ状態には戻らないと予想されています。
本日は伍号機が参加した、第7回全国ECサミットinZOOM「2021オンライン賀詞交歓会」から
2021年のEC予測についた各社から聞いた話をかいつまんでお届けしようと思います。
https://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting_info/202101/
2020年Eコマースをとりまく状況の変化について
①ネットショップを利用したことのない層の増加
例えば楽天市場の例でいうと、これまでそもそも利用したことのなかったユーザーが大幅に増加したとのこと。
さらに、4〜6月のうちに楽天市場を利用したユーザーのうち、7〜9月に利用したユーザーが楽天市場を利用した割合が75%であることから、高い定着率だといえそうです。
②ライブコマースの急増
2019年以前にもライブコマースはこれからくるぞと言われていましたが、2020年はまさにその需要が急増した年ではないかと思います。
店舗に来店する機会が減った分、店舗スタッフがインスタライブを行うなど、ライブコマースに力を入れている例を多数見てきました。
この傾向はこれからもさらに顕著になっていきそうです。
③インフルエンサーの影響力
おうち時間が増えたことにより、youtubeやTikTokといったSNSにふれる機会が増え、自ずとその影響力が上がってきています。
その中で、ユーザーが商品の使い方を再定義することにより、ショップが想定したいなかった使い方を提案することで、バズった例もあるとか。
例えばワークマンの場合、作業着として販売していた商品をユーザーがツーリングにも使えると紹介したことにより、ライダースジャケットとして人気に火がついたとか。
その状況を踏まえて、今後ロイヤスカスタマーの定義する指標としてこれまでのLTVに加えて「拡散力」も加わってくるのではないかと予想されました。
こういった状況を踏まえて、2021年ECサイトが成長するにあたり重要と言われる3つのポイントを紹介いたします!
2021年おさえるべきポイント
①獲得した新規顧客をリピーターに育てるための施策
先の話にもあった通り、2020年に数多くの新規顧客を獲得できた店舗が多数あったかと思われます。
大事なことは、そういった新規顧客を一回限りの購入で終わらせるのではなく、2回目、3回目と購入してもらうこと。
今の時期にファンを育てておくことで、現状のコロナの状況が終わったあとでも利用してくれるようファンに育てておけるといいですね。
また、店舗の案内においても、新規顧客が増えていることを踏まえて、「初めてのお客様へ」と言った案内を目立つところに配置しておいてもいいのではないかと思います。
②ネットとリアルの融合
先にもあった、店舗スタッフがインスタライブを配信している例からもわかるように、ネットとリアルの垣根がますますなくなっていくと予想されます。
futureshopからのお話によると、オムニチャネルブランドが41%増とのこと。
これまでオムニチャネルに力を入れるジャンルとしては「アパレル」や「コスメ」といったジャンルが多かったのですが、
2020年以降では「食品」や「リカーショップ」といったジャンルでも導入が進んでいるそうです。
また、ネットで注文して店舗で受け取るBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)を利用するファッション系店舗も増加傾向にあるそうです。
それを踏まえて2021年は
Eコマースの”検索性”・”利便性”と実店舗の持つ”リアルコミュニケーション”を融合したコマースが創造していく時代になると予想されます。
③新しい接客スキルの必要性
ネットショップの利用増加や、店舗来店の機会減により、以下のような新たな接客方法の利用が増えてきているとのこと。
・チャットボットの利用
・LINEトークでの個別相談
・ビデオ通話での個別相談(コスメブランドのオンラインサロンなど)
2021年はWebサイトコミュニケーションの枠に収まらない、リアル接客や電話対応とも違う別のスキルが必要な時代に突入していきそうです!
その他にも、2021年さらに注目が集まりそうなキーワードをいくつかピックアップしていきます。
・越境EC
国境をまたいだ行き来が難しくなった今、越境ECに挑戦して売り上げをあげている店舗も多いとか。
アマゾンジャパンの話によると、日本企業の99%を占める中小規模の事業支援に力を入れているらしく、海外に向けた出品のサポートに力を入れているとのこと。
・SDGs、サステナブル、脱プラ
環境問題や持続可能な社会、食品ロスといった問題への注目度は今後も高まると予想されます。
そうなるとこれまでの価格重視から、「環境に配慮した商品を購入したい」「高くてもいいから長く使えるものを買いたい」という意識を持った層が一定数増加してくると思われます。
まとめとしては、ECをとります環境はますます変化のスピードが加速していくことが予想されます。
そういった変化に柔軟できる人や会社が今後は生き残っていくのではないかと思いました。
コンサルロケッツとしても、今年もクライアントそれぞれのニーズに寄り添い、売り上げUPや目標達成に向けて常に進化しながら対応していける一年にして参りますので、本年も何卒よろしくお願いいたします。。
それでは、今回はこのあたりで。
ばいちゃ〜