こんにちは!
楽天モバイル民ですが、Yahooショッピングのお得さに目覚めすっかりYahoo派になったねーさんです!
突然ですが、Yahoo!ショッピングの「他の商品とのひも付け機能」って使っていますか?
実はこれ、とっても便利な機能なんですよ!
まるでYahoo!ショッピング版の「SKUプロジェクト」
この機能を使えば、楽天市場やAmazonでおなじみの、
一つの商品ページで色違いやサイズ違い、セット販売など
規格違い商品をまとめて販売することが可能になります!
この記事では、この「他の商品とのひも付け機能」の概要から設定方法、メリット・デメリット、そして4/21公開の「個別商品価格」との違いまでを徹底解説します!
『他の商品とのひも付け機能』とは?
「他の商品とのひも付け機能」は複数の別々の商品ページをグルーピングし、あたかも一つの商品ページであるかのようにバリエーション表示する機能。
これまでYahoo!ショッピングでは、楽天やAmazonみたいに「1ページで複数の規格違いの商品(例えばセット数や価格が違う商品)」をまとめて販売することができませんでした。
だから、例えば「単品」と「お得なセット商品」を両方売りたい場合、それぞれ別々の商品ページを作らなきゃいけなくて、正直ユーザー側もショップ側もちょっと不便だたんです。

Amazonのバリエーション

楽天のバリエーション
でも、2024年末にYahoo!ショッピングの『他の商品とのひも付け機能』がリリースされたおかげで、ようやく複数商品を1つの商品ページ上でバリエーション展開(っぽく!)できるようになりました!
例えば、「単品商品」と「3個セット商品」をひも付け設定しておけば、ユーザーはどちらのページからアクセスしても、ページ上でサクッと単品やセットを選べるように!

※Yahooも試験的に紐づけはされていた
試験的にしているものには右下のバリエーションの誤りを報告マークが出ていたよ。
めっちゃ簡単!『他の商品とのひも付け機能』の設定方法
準備するもの
まとめる商品一覧
『他の商品とのひも付け機能』用のグルーピングID
手順
- 「ストアクリエイターPro」→「商品登録」→「ページ編集」をクリック。
- 編集したい商品ページを選択して、「編集」をクリック。
- 「基本情報」タブ内「他の商品とのひも付け」で以下を入力。
スペックをちゃんと入力していないと、登録できないので注意!
しかもスペック入力し直すとグルーピングID消えるから気を付けて!
入力項目
- グルーピングID:紐づけしたい商品すべてに共通の任意のIDを設定します。
- バリエーション:表示するスペックを選択し、分かりやすい表示名を入力します。
以上で設定自体は完了です!
あとは実際の商品ページ上でバリエーション表示が正しく機能しているか確認しましょう。注意点として、ストアエディタのプレビューではひも付け後のバリエーション表示が反映されないため、公開後に本番ページで確認してね!
『他の商品とのひも付け機能』のメリット
ひも付け機能を活用することで、様々なメリットが生まれます。
1ページで複数オプション見せることが出来る:
1つの商品ページ上でサイズ違い・色違い・セット購入などのオプションを選べるため、別々のページを行き来する手間が減ります。
→購入意欲を高める効果が期待できます。
(実際は別のページに飛んでいますが、そう感じさせない仕様になっています)
検索結果での表示最適化:
ひも付けした商品は、それぞれ別の商品として検索結果に表示されるんです。
たとえば単品(安め)とセット商品(ちょっと高め)をひも付けしている場合、単品は単品の価格で、セットはセットの価格で検索結果に表示されます。
つまり、最安値の商品もしっかり目立たせながら、どっちからアクセスしても他のバリエーション(商品)に気づいてもらえるってこと!

これって地味にめちゃくちゃありがたいですよね。
商品数が目減りして見えない
SKUプロジェクトだとまとめられて商品一覧が目減りするんだけど、Yahoo!ショッピングの『他の商品とのひも付け機能』なら、それぞれ別商品として表示されるから、パッと見た商品数が多く見えます。
『ひも付け機能』のデメリット・注意点
便利なひも付け機能ですが、利用にあたっていくつか注意すべき点やデメリットも存在します。
-
同一プロダクトカテゴリ・同一スペック項目のみ対応
(ご飯とみそ汁は組み合わせられないよ!) -
プレビューに反映されない
(設定ミスを防ぐためにも、本番ページで実際に表示を確認し、不備がないかチェックしよう) -
ページ情報を変更が手間:
(ひも付けする商品がそれぞれ個別に商品説明文や画像を持っているます。オプションを選ぶと別のページになるため、矛盾が出ないよう注意が必要)全部店舗側のデメリットだからお客様にとっては気にならない話!
『個別商品価格』との違いを比較
一見、「個別商品価格」を使えば同じことができるようにも思えますが、『他の商品とのひも付け機能』とは似て非なるもの
違いはこんな感じ!
比較項目 | 他の商品とのひも付け機能 | 個別商品価格(従来機能) |
---|---|---|
仕組み | 複数の独立した商品ページをグルーピングIDで紐づけ、1つのページ上でバリエーション選択を可能にする(親子関係に近い) | 1つの商品ページ内で複数の個別商品(バリエーション)を登録し、それぞれに価格を設定する(単一商品内のオプション) |
対象商品 | 同一カテゴリかつ共通スペック項目を持つ商品に限る | 単一の商品内で設定。基本的に同一商品のバリエーション(サイズ・色違い等)であれば自由に設定可能(カテゴリの概念は商品内で統一) |
検索結果での表示 | ひも付けされた各商品が個別に検索結果へ表示される(ユーザーはどの商品からアクセスしても他のバリエーションを選択可能) | 対象商品は1件のみ検索結果に表示。価格はその中の最⾼値が代表値として表示される |
商品ページでの価格表示 | 各バリエーション選択時にその商品の価格を表示(別商品IDごとの価格) | 各バリエーション選択時に設定した個別商品価格を表示。 |
セール・割引価格設定 | 可能(各商品は独立しているため、個別にセール価格・会員価格等を設定可) | 不可(個別商品価格を利用すると、同商品ではセール価格・プレミアム会員価格等は設定不可) |
その他利用不可機能 | 特になし(各商品ごとに通常の機能を利用可) | セール/会員価格の他、価格の自動切替設定や定期購⼊も利用不可 |
在庫管理 | 商品ごとに個別管理(各商品ID単位で在庫数更新) | 商品内の各バリエーションごとに在庫管理 |
ページ構成 | 商品説明・画像は各商品ごとに設定(ひも付け後も各商品ページの情報を保持。ユーザーは選択に応じて各商品固有の情報を見る形) | 商品説明・画像は1ページ分のみ |
ラベル表示 | – | 「他の個別商品と比較して安価」な個別商品にはお得ラベルが自動付与 |
導入難易度 | 既存の商品ページを流用でき、グルーピングID設定をするだけなので比較的簡単(商品数が多い場合はCSV一括も可) | 商品登録時にオプションを詳細設定する必要がある。慣れているなら問題なし。 |
ざっとまとめましたが、個別商品のことを掘り下げたブログもあるので見てね!

まとめ
今回はYahoo!ショッピングの新機能『他の商品とのひも付け機能』について、概要から具体的な設定方法、メリット・デメリット、そして従来機能との違いまで詳しくまとめてみました!
楽天やAmazonではおなじみの機能がYahoo!ショッピングでもついに使えるようになって、ショップ運営の幅がグッと広がって、ユーザーにも「見やすくて買いやすい!」って感じてもらえるのは間違いなし
ぜひ、このひも付け機能をうまく活用して、ショップの商品ラインナップの魅力をもっともっと伝えちゃいましょう!

ポイント還元率も結構いいし、Yahoo!ショッピングはいいぞー