買う理由がないなら作ればいい!〜同じ企画でも○○するだけで売上UP〜

乗組員的EC探査録

んちゃ!伍号機です!
 
 
今日は「うちのお店売上上がらないな〜」なんて方のお悩みを解決するヒントになればと思い
同じ企画でもちょっと工夫するだけで売上がUPした事例をご紹介いたします!
 
 

■バレンタインに便乗して成功したのは革小物屋さん!

弊社でサポートさせていただいている革小物のお店では、
時々ほぼ全商品を対象とした20%OFFクーポンを配布するという企画を開催しています。
けっこうな割引率なのでこれはこれで効果があるのですが、同じ企画を何度もやっていると、ページに掲載するバナーやメルマガがつい似たりよったりして、接客のアプローチが単調になってしまうのがちょっとして悩みでした。
 
そこで先日、ちょうどバレンタインということで、「バレンタインのギフトにいかがですか?」という切り口でバナーのデザインやメルマガを変更してみることにしました。

 
すると、
 
・クーポンの取得数がこれまで開催した平均と比べて約10%UP
・クーポンの利用数がこれまで開催した平均と比べて約14%UP
・クーポン配布期間中の日別売上の平均額がこれまで開催した平均と比べて約20%OFF
 
という結果になりました!
同じ企画でも、内容に理由を持たせるだけでこんなに結果に差が出たことにちょっとびっくりしました。
 
単純に「20%OFFクーポン配布中です!」というと、欲しいものがある人には刺さるかもしれませんが、
「バレンタインのギフトにいかがですか?」というアプローチをすることで、
「そっか!バレンタインに革小物を送ってみるのもいいかも!」と、それまで購入を検討していなかった人にもアプローチできたのではないかと思います。
 
バレンタインというと、ついついプレゼントの定番はスイーツというイメージが強いですが、
ここ最近はアルコールメーカーなども積極的にアピールしているのをよく見かけます。
 
 
↓こちらはプレモルの事例です。
ぶっちゃけ、スイーツよりもお酒をもらったほうがうれしいって人多そうですよねw

 
 
↓こちらは本屋さんで見かけたポスターです。

 
最初見たときは「え、バレンタインに本!?」と思ったのですが、上に添えてある詩を読むと「たしかに、本もいいかも」なんて気になってきます。
 
そもそもバレンタインにチョコを贈る風潮自体、チョコレートメーカーが勝手に始めたキャンペーン戦略ですからねw
スイーツ以外のお店がバレンタインをアピールしちゃだめなんてルールはどこにもないんです。
 
 
 
 

■他社の成功事例もご紹介

 
こちらはとあるセミナーで聞いた他社さんの成功事例です。
家電を売っているお店で、自社とyahooに店舗をもっているそうです。
 
こちらの場合は、
yahooでAmazonのサイバーマンデーセールにの時期にかぶせて「サイバーマンデー」を開催したところ、流入が増えて売上がぐっと上がったそうです!
 
「サイバーマンデー」はAmazonの企画というイメージがつよいですが、こちらも先程のバレンタイン同様、元々はアメリカで感謝祭(11月の第4木曜日)の次の月曜日にホリデーシーズンのセールの開始日ということで謳われているキャンペーンなので、別にAmazonでしかやっちゃいけないというルールなんかどこにもないんですよね。
 
さらにこちらの点店舗さんでは、母の日のメルマガに「母の日にサーバーを贈ろう!」
というトリッキーなメルマガを送ったところ、メルマガを受け取ったユーザーが「どうかしている!」とSNSで拡散し、その結果かなり話題になったそうです。
 
 
 

■とりあえず、イベントには乗っかってみよう!

 
これからの時期は「ホワイトデー」「新生活」など乗っかりやすそうなイベントが多い時期ですね。
特に「新生活」というキーワードに関してはこじつけ次第でかなり幅広いジャンルで便乗できるんじゃないかと思います。
これまでお伝えした通り、このジャンルは違うかな?と思うイベントでも乗っかってみると意外と刺さったり、
「母の日にサーバーを贈ろう!」みたいに「そこ関係ないだろ!」という乗っかり方をしてみると話題作りになったりといろんなアプローチができそうですね。
 
 
 
どの店舗さんもリソースには限りがあると思うので、そういった時こそ「企画力」で勝負してみてはいかがでしょうか!
それでは、今回はこのあたりで。
 
 
ばいちゃ〜〜

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