◾️楽天運営代行の費用、月33万円は高い?
楽天市場の運営代行を探していて、「月額33万円……高くない?」と思ったことはないでしょうか。コンサルロケッツの楽天市場運営代行も、現在は月額33万円〜です。
「33万円」。金額だけ見ると、決して安い金額ではありません。ただ、楽天の運営代行は、月額だけで「高い・安い」を判断するのが結構難しいサービスです。
というのも、「運営代行」と言いながら、会社によってやっていることが全然違うからです。今回は「楽天運営代行に月33万円払うのって実際どうなん?」というところを、社内でEC担当者を1人雇う場合とも比べながら考えてみます。
◾️楽天運営代行では、どこまで仕事を任せられる?
まずここです。楽天を運営している方なら分かると思いますが、楽天ってやることがかなり多いです。
・商品登録、商品情報の更新
・価格変更
・商品ページの改善
・バナー制作
・特集ページ制作
・クーポン設定
・ポイント設定
・メルマガ配信
・LINE配信
・RPP広告の確認、調整
・TDA広告の確認
・売上、アクセス、CVRなどの分析
さらに、お買い物マラソン、スーパーSALE、5と0のつく日、季節イベントなどもあります。楽天さん、イベント多いです。
もちろん、全部のイベントに毎回フル参加する必要はないと思っています。ただ、「今回は何をやるのか」「逆に何をやらないのか」を考える作業は必要です。
「これ全部、EC担当者1人でやるん?」となると、かなり大変です。
しかも問題なのは、作業するだけでは売上はなかなか伸びないところ。数字を見て「次はここを直そう」と考える時間まで必要になります。
◾️楽天運営代行の月33万円で、どこまで任せられる?
コンサルロケッツの楽天運営代行の場合、現在の基本プランは月額33万円〜です。主に、
・月次分析、改善提案
・販促企画
・商品ページ改善
・バナー制作
・メルマガ、LINE支援
・RPP広告、TDA広告の確認
・定例MTG
・レポート作成
などを行っています。
もちろん、店舗さんによって必要な内容は違います。商品登録が多い店舗もあれば、広告改善が重要な店舗もあります。スーパーSALEをかなり作り込む店舗もあれば、無理にセールをしない店舗もあります。
なので、「33万円なので、このメニューを全部やります!」という考え方ではありません。
今その店舗に必要なことを整理して、優先順位をつけて動く。そのほうが実際の運営に近いです。
◾️EC担当者を1人採用する費用と比べると?
ここで一度、社内でEC担当者を1人採用する場合を考えてみます。社員を1人採用すると、当然ですが給与だけでは終わりません。
・給与
・社会保険
・採用にかかる費用
・教育にかかる時間
・PCや各種ツール
・管理する人の時間
なども必要になります。
ただ、それ以上にECの場合は、「その1人がどこまでできるのか」が結構大きいと思っています。
例えば、商品登録はできる。でもデザインはできない、ということもあります。
逆もあります。デザインはめちゃくちゃ得意だけど、商品登録やRMSの細かい設定、広告まではできない。これも全然おかしくありません。
むしろ、楽天運営・広告・分析・企画・デザインを全部それなりのレベルでできる人。……そんな人、なかなかいません。
コンサルロケッツの場合は、1人の担当者だけで全部やるのではなく、ディレクション、運営、制作などをチームで分担しています。
ここは「社員1人」と「運営代行」を比較するときに、結構大きな違いです。
◾️楽天運営代行なら絶対いい、ではありません
何でも運営代行に任せればいいわけではありません。
・楽天の売上規模がまだ小さく、利益もほとんど出ていない
・社内に楽天をしっかり運営できる担当者がいる
・やるべきことが明確で、一部分だけ外注すれば十分
こういう場合なら、月33万円の運営代行を使わないほうがいいこともあります。
・制作だけ外注する
・広告だけお願いする
・社内で運営しながら、分からないところだけ相談する
そのほうが合っているケースも当然あります。
月額33万円を払うことが目的ではありません。その33万円以上の価値をどう作るかが大事です。
◾️楽天運営代行が合いやすい店舗は?
逆に、運営代行と相性がいいのは、「売上を伸ばしたいのに、やる人がいない」という店舗です。
・商品やブランドには強みがある
・ある程度売上もある
・EC担当者が他の仕事と兼任している
・イベント準備が毎回ギリギリ
・広告も出しているけど、設定したままになっている
・商品ページも改善したいけど、制作まで手が回らない
・分析したほうがいいのは分かってる。でも時間がない
こういうケースは結構多いです。
やるべきことがないのではなく、やるべきことは見えているのに、実行する人と時間が足りていない。
この状態なら、運営代行を入れる意味はかなりあります。
◾️楽天運営代行は「安さ」より任せられる範囲を見る
楽天運営代行の費用を調べると、いろいろな金額が出てきます。ただ、金額だけ並べても、あまり比較にはならないと思います。
例えば、分析と定例MTGが中心なのか、制作や広告、販促設定まで動いてくれるのか。それだけでも内容は全然違います。
見るべきなのは「月額いくらか」だけではなく、自社で今やっている仕事のうち、何を任せられるのかです。
・今のEC担当者が月に何時間楽天に使っているのか
・その中で、本当にその人がやるべき仕事は何なのか
・運営代行へ任せた結果、その人は何に時間を使えるようになるのか
ここまで考えると、費用の見え方が変わってきます。
◾️EC担当者を採用するか、楽天運営代行を使うか
結論としては、どちらが正解という話ではありません。
社内にECノウハウを蓄積していきたいなら、採用するメリットはかなり大きいです。商品や会社のことを誰より理解している担当者が社内にいることも強みです。
一方で、
・「採用して育つまで待てない」
・「制作も広告も含めてすぐ動かしたい」
・「担当者はいるけど、作業で手いっぱい」
という場合は、運営代行のほうが合いやすいと思います。
ちなみに、社内担当者+運営代行という形もあります。全部を丸投げする必要もありません。
社内では商品企画や在庫、社内調整を担当して、コンサルロケッツが楽天の販促、制作、広告、分析を担当する。こういう役割分担もかなりやりやすいです。
◾️楽天運営代行の費用を見る前に考えたいこと
もし今、「楽天の運営代行って高いな」と思っているのであれば、一度だけ考えてみてください。
・今、社内で誰が楽天を運営しているのか
・その人が何にどれくらい時間を使っているのか
・外に任せることで、何が新しくできるようになるのか
月33万円は、決して安い金額ではありません。なので、売上規模や利益、社内体制によってはおすすめしないこともあります。
逆に、「やりたいことはあるけど全然手が回っていない」「EC担当者をもう1人増やそうか悩んでいる」「制作・広告・分析をそれぞれ別会社に頼んでいて、管理するだけで大変」という状態なら、一度運営代行という選択肢を検討してみてもいいと思います。
◾️楽天運営代行の費用は、任せられる範囲で考える
運営代行の費用を見るときは、月額だけで高い・安いを決めるより、今社内で抱えている仕事がどこまで減るのか、その結果、何ができるようになるのかまで含めて考えるのが分かりやすいです。
「自社の場合だったら、どこまで任せられるん?」というところから整理してみると、必要な支援範囲も見えやすくなります。
月額だけではなく、任せられる仕事と、社内に残る仕事まで見て比べてみてください。
2026年9月現在、月額33万円〜(税別)、初期費用10万円、契約期間6ヶ月〜となっています。支援内容・料金は、店舗の状況やご依頼範囲によって異なります。
「うちの場合はどうなんやろ?」くらいの相談でも大丈夫です。迷っていたら、とりあえず気軽にご連絡ください。



