こんにちは。ロケッツ四号機です。
前置きなしでさらっと始めさせていただきます。
ちなみに今月は「最近話題のアイドル曲」のみピックアップしています。
【MV】おやすみホログラム「世界の終わり」
おやすみホログラム、通称「おやホロ」。
ギターのディレイで「ジャーン」と鳴る1音目から「これは!」と期待させてくれるような曲。
ちなみにMVはあのカンパニー松尾氏が制作に携わっているようです。
HAMIDASYSTEM – 蝉の声 (Official Music Video)
「メロディック・エレクトロニカ」をコンセプトに掲げるHAMIDASYSTEM(ハミダシステム)。
はじめマッシヴアタックを彷彿させる低音使い、かと思いきや途中から四つ打ち。
ぜひ生音のドラムで聴いてみたい曲。
ヤなことそっとミュート – HOLY GRAiL【MV】
ヤなことそっとミュート、通称「ヤナミュー」。
疾走感あふれるエモロックとアイドルの組み合わせって、合うんですね。
メロの「ガガガガッ・・・」と鳴るミュートギターが世代的に懐かし〜いと感じてしまいます。
・・・・・・・・・「きみにおちるよる」(Official Music Video)
「・・・・・・・・・」と書いて通称「ドッツ」と読ませるらしいです。
打ち込みピコピコサウンドのなかにあるギターに耳を傾ければ、溢れんばかりのグランジ要素。
はじめ「シューゲイズ×アイドル」のコンセプトで世に出てきたドッツですが、今作でさらに進化を見せてくれました。
フィロソフィーのダンス「はじめまして未来」MV
https://www.youtube.com/watch?v=1VmB7iGkQyc
フィロソフィーのダンス。略称は「フィロのス」らしいです。
音数の少ないシンプルな音の上に、メンバーのそれぞれに異なる声質が面白く聴こえてきます。
こちらもどこか懐かしい曲調。
Task have Fun “3WD” (MV)
変なダンスが特徴的なMV。どこかアイドルっぽくないグループ名も印象的。
歌詞も自己言及的で、アイドル業界全体が色々飽和してるんだろうな〜と聴きながら感じた曲。
SAKA-SAMA – 終わりから (Official Music Video)
すっごいエモいです。自分の中高時代(15〜20年ほど前)に邦楽のオルタナロックを漁っていた当時を思い出す曲調。
もはや「アイドル」じゃなくていいのでは・・・とすら感じるのですが、これもいまのアイドルのひとつのかたちなんですね。
ともあれ、やっぱりエモとアイドルの組み合わせは最近キテるっぽいです。
963(kurumi)『夢?幻?ドロップス』
福岡のご当地アイドル、963(kurumi)。
まず最近のどのアイドルにも共通している気がするのですが、曲調の90s懐メロ臭がハンパない。
おそらく作曲者がその年代に青春を過ごした人たちが多いせいなのでしょう。
このユニットも例にもれません。しかも公式サイトも懐かしい90s臭。もはや確信犯的です。
http://www.9x6x3.com/
Maison book girl / sin morning / MV
まずグループ名がカッコいい。
自分は「メゾン・マルジェラ」というアパレルブランドが好きなのですが、その影響でメゾン〜と付くものはキツネだろうが一刻だろうが野方駅前の集合住宅だろうが全部カッコいいと感じてしまうバカ脳。
もちろん名前だけでなく、曲もカッコいいです。しかし、こういう変則ビートでダンスするの大変そう。
さいごに
いかがでしたか?
「え〜アイドルだろ?聴かないよオレは」みたいな人でも「ん?なんかカッコいいかも・・・」と思ってくれれば幸いです。
あと自分もそうですが、これらアイドルの曲を聴きながら「お、これはあのバンド(ジャンル)の要素が入っているぞ」とか知った顔で語ってくる人も多いと思いますが、それは「オレはアイドルのオタなんかじゃねえ。音楽が良いから聴いているんだ」勢を取り込むプロデューサー・コンポーザーの術中に完全にハマっています。ドッツがシューゲイズだとか、HAMIDASYSTEMがマッシヴアタックだとか、そんなことは100人聴けば85人は気づくものなので、今後はそんなことをエラそうに語ることはもうやめて、もしそういった話題になった際にはたったひとこと「いい曲だよね〜」とコメントを添える程度にしておいたほうが無難でしょう。あとのウンチクは相手に語らせて「そだね〜」とテキトーに相槌で応えながら心の中で「いやいや、わかっとるがな」と留めておくのが大人のアイドル流儀ッ!
↑ ぜったい早口。