コンサルロケッツ STATION

こんにちは。ロケッツ4号機です。
先日、渋谷109の前でひらパーのイベントやってたみたいですね・・・。
枚方出身の自分としては、この千載一遇のチャンスを逃してしまった後悔を今年いっぱい思いっきり引きずると思います。

  
  

さて。いつも突然ですがみなさんは「美大(芸大)」にどのようなイメージをお持ちですか?

  
  

・変わった人が多い
・ミステリアスな雰囲気
・オシャレなひとが多い
・家庭がお金持ちっぽい

  
  

など、いろんなイメージがあるかとおもいます。
じつは自分も大阪の辺境、河南町にある「大阪芸術大学」という大学の出身者なのですが、その内情は一般のイメージとは少し異なっているように思います。
たしかに変わった人も多ければ、オシャレな人や、お金持ちのボンボンもいました。けれど、それはあくまで上辺(うわべ)のイメージに過ぎません。

  
  

そこで!今回はそんな謎のベールに包まれがちな「美大生・芸大生」をピックアップ!
はじめに断っておきます。この記事では割と美大・芸大生を皮肉的に語っていますが、それらは全て当時の自分自身に向けられています。

  
  

では、どうぞ!

  
  
  
  

目次

溢れんばかりの「選民意識」
急に「ビートルズ」を聴き始めるし「AKIRA」を読み始める
「固有名」をひけらかし始める
すぐ「アバンギャルド」に憧れがち
作品の「コンセプト」が小っ恥ずかしい
キャンパス内の「謎のオブジェ」
異様な「就職率」の低さ
事あるごとに親に「小言」を言われる
合評会で「ボロカス」に言われる
卒業後に自分の「ちっぽけさ」を思い知る

  
  
  
  

溢れんばかりの「選民意識」


  
美大・芸大生の特徴を一言で言ってしまえば「選民意識」。これに尽きます。
美大の試験をパスした程度で自分がさも「アーティスト」になったかのように勘違いし「商業的なもの」をまるで親の仇かのように批判し始めます。
飲み会の席では決まってアート談義(という名の知識ひけらかし会)。その話題についていけない者が居ようものなら露骨にバカにし始めめます。
とにかく彼らは自分を「選ばれしもの」だと思っています。全国で毎年、数万人が入学する美大という組織のなかの、ほんのひとりに過ぎないにも関わらず・・・

  
  
  
  

急に「ビートルズ」を聴き始めるし「AKIRA」を読み始める


  
美大・芸大に入るとなぜか急に「ビートルズ」を聴き始めます。
「ポールの曲も良いけど、俺はやっぱりジョン派かな〜」などと知ったような顔で語ってきます。
かと思えば「いやいや、実はジョージがすごいんだぜ」などと、さらに知ったような顔のやつも出てくるから厄介。
あと同じく、なぜか「AKIRA」(大友克洋)を読み始めます。原作とアニメの違いはもちろん、アニメのテールランプの残像についてのウンチクなどを無駄に溜め込み、会話ではことあるごとに「『さん』をつけろよデコ助野郎!」と発言する事により「俺AKIRA読んだことあるからねアピール」をしてきます。

  
  
  
  

「固有名」をひけらかし始める


  
芸大生AくんとBくんの会話
  
A:「『具体』がさ〜すごいんだよ」
B:「え、具体ってなに?」
A:「知らねえの?『具体』?」
B:「え・・・具体的、とかの具体ってこと?」
A:「フンッ(鼻で嗤う)」
  
ここでAくんは、Bくんが「具体」という固有名を知らないことを前提に「『具体』がすごい」という話題を振っているのがお分かりでしょうか?「具体」とは「具体美術協会」の略称なのですが、美大生なら知ってて当然というコンテクストのもと会話が進められます。
これも先述の「選民意識」からくる自意識過剰が生んだディスコミュニケーションの一例です。
芸大・美大ではこういった会話によって相手にジャブを打ち、相手の様子を伺い、相手が自分よりもレベルが上かどうかを見極めることで不用意に自尊心を傷つけられないよう、あらかじめ防衛戦を張る光景をしばしば見ることができます。

  
  
  
  

すぐ「アバンギャルド」に憧れがち


  
アバンギャルド(前衛芸術)とは「時代背景」と「思想」と「知性」の絶妙なバランスのうえで成り立つ芸術のかたちです。
たしかに、アバンギャルドな芸術にはどこかロック音楽に近いカッコ良さもあるため、芸大・美大に入りたての若者はそんな芸術のかたちに憧れがちです。
その結果。キャンバスを真っ黒に塗ったり、逆になにも塗らなかったり、あるいはビリビリに破いたりして「どうだ!これがアバンギャルドだ!」と主張し始めます。
そういう人はたいてい、デュシャンがどうのこうのと言ってるはずなので聞き逃さないように注意してみましょう。

  
  
  
  

作品の「コンセプト」が小っ恥ずかしい


  
世の中には「聞いていてツラいこと」が3つ存在すると言われています。
ひとつは「オッサンの昔語り」、ふたつ目は「『オレ有名人と知り合い』自慢」。
そしてさいごは「美大生の自作に込めたコンセプト」です。

  

「この作品は社会との繋がりが希薄化した現代において、再度コミュニケーションの重要性を問うためのものである」
「コンセプトは特にありません。思いついたインスピレーションを『そこ』に表現しました(キリッ」

  

などなど、ちょっと聞いていて「もうやめてやめてそれ以上言わないで〜!」と耳を塞ぎたくなるようなコンセプトが美大・芸大には充満しています。

  
  
  
  

キャンパス内の「謎のオブジェ」


  
キャンパスを歩いていると、昨日までは無かった「オブジェ」が急に現れることがあります。
しかし、どれだけヘンテコなオブジェであっても、さほど気にとめずに「へえ」と言いながら通り過ぎるのが美大生特有のマナー(とプライド)です。

  
  
  
  

異様な「就職率」の低さ


  
美大生・芸大生にとって「就職」は「負け」という風潮が漂っています。
大学によっては「うちは美大だけど就職率は良い」と謳っているところもあるそうですが、本当かどうか訝しいものです。
美大内の就職セミナーは、いつも閑散としていたはず。

  
  
  
  

事あるごとに親に「小言」を言われる


  
就職率の悪い美大・芸大。このイメージを一番気にするのは「親」です。

  

「あんた、そんな大学行ってどないすんの?先のこと考えてる?」
「(美大に)行くのは勝手やけど。、きちんと就職しーや」
「高い学費払ってまで、これ以上面倒見られへんで」

  

など、よほど理解のある親でもない限り、事あるごとに小言を言われるのはもはや避けられません。

  
  
  
  

合評会で「ボロカス」に言われる


  
定期的に行われる「合評会(講評会)」。
自分の作品を教授やほかの学生に見てもらい、批評をする場なのですが「え?なにこれそんな俺恨まれるようなことした?」と言わんばかりにボロカスに言われます。
「もっと勉強しなきゃダメだよ」という意見はまだ良い方で、「コレおもしろいと思ったの?」「意味ある?」「そもそもが出来てない」「で?」「特に言うことないです」など、合評会という名の「公開処刑」。
確かに今思い返せば、あんなレベルのものは批評されるレベルにまで達していなかったと反省できますが、当時はそれでも自分なりの本気を出した作品をまるでボロ雑巾のように扱われることの辛さたるや。

  
  
  
  

卒業後に自分の「ちっぽけさ」を思い知る


  
美大・芸大は「閉じた世界」です。たとえ学内で作品がちょっと評価されたからといって、いざ社会に出てみるとこれっぽちの価値すらないのだと思い知らされます。
基本的に世に流通するアートにはオークションなどで「値段」がつけられることで、それがその作品の「価値」とみなされます。しかし学生のうちはこの「自分の作品に値段が付く」ということにどうしても抵抗感を覚えてしまいます。
作品は「作品」そのものにこそ価値があり、それを「値段」に換算するとは何事だ!といった具合ですね。けれども「作品に値段がつかない = 価値がない」ことを知っていながら、それを認めたくない気持ちの裏返しだとも見えなくもありません。
こうした作品の「価値」のはざまで、あれだけ「選民意識」に溢れていた美大・芸大生は社会に出ることで、たちまち己の「ちっぽけさ」に気づいてしまうのです。

  
  
  
  

いかがだったでしょうか。
美大・芸大生はつまるところ「プライド」の塊なんですね。
けれど、そんなプライドもひとたび社会に出ればなんの効力もない、ただのハリボテに過ぎないことを知るのです。
そのことを身を以て学ぶことができるという意味において、美大・芸大に通うことはとても良いことなのかもしれません。

  
  
  
  
  
  
  
  

おまけ!大阪芸大に関する小ネタ

自分の通っていた大阪芸術大学。またの名を「大阪芸人大学」。
基本、だれでも入れる大学なのでほかの美大様のように「真剣にアートを学びたい!」という学生よりも、どこかふざけた、真面目になりきれない学生が多かった印象があります*自分含め。
ここからは、おまけコーナー的に「大阪芸大」に関する小ネタを紹介!
大阪芸大の入学を検討している高校生や、そんな子を持つ親御さんに是非とも読んでいただきたい内容となっております。

  
  
  
  

芸大に生息する「ネコ」

芸大のキャンパスにはネコが住んでいます。通称「芸ネコ」と呼ばれ、学生のアイドルとして愛されています。
キャンパス裏手の池のほうでよく見かけた気がします。
あと、実は芸ネコは何匹かいるのですが、全てまとめて「芸ネコ」と呼ばれています。

  
  
  
  

キャンパス内に「未開の地」がある

芸大のキャンパスはとても広く、甲子園球場10個分(大学公表)にも及ぶと言われています。
何十棟と研究棟が建っているのですが、学部によって決まった棟にしか行くことがないので、たーまに他学科の棟に行くと「こんな奥にも建物があったのか・・・」と思うことしばしば。

  
  
  
  

芸坂を歩いてのぼる人を見下ろす「芸バス勢」

芸大の入り口には、めちゃめちゃ急勾配な坂道(通称:芸坂)があります。山を切り開いて作った大学なので、坂というよりもはや「登山」に近い感覚です。
最寄駅から出るバス(通称:芸バス)を利用すれば、その坂道の上までバスで登ってくれるのですが、下宿組は毎朝その坂を徒歩で登らなければなりません。
自分はバス勢だったのですが、いつも徒歩で登る学生を見下ろしながら「朝から登山とか草」と嘲笑していました。

  
  
  
  

癒される「パイプオルガン」の音色

キャンパスに入ってすぐ右手にある「芸術情報センター」は1Fから、巨大なパイプオルガンが設置されています。
たまに音楽学科の学生が演奏しており、静寂に響くその音色は学内の癒しスポットとなっています。
と同時に、ぼっち専用の貴重な昼食スペースとしても活用されており、自分はよくここでひとりおにぎりを頬張っていました。

  
  
  
  

定期的に開催される「ブレッソン展」

大阪芸大は写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンの作品を数百点保有しています。
そのためか、事あるごとに学内でブレッソンの展覧会が催されていた覚えがあります。
ブレッソン自体はとても素晴らしい写真家だとおもいますが、正直「またブレッソン展かよ」と感じていたのは自分だけではないはず。

  
  
  
  

大阪芸大 vs 東京藝大

言うまでもなく東京藝大の圧勝です。
関西にいたっては「芸大」といえば「大阪芸大」を指すのですが、「芸大」といえば全国的には「東京藝大」を指すものらしいですね。
そのため関東圏では「どこの大学?」と言われて「芸大です」と答えたら「うそ!東京藝大なの!」ときまって聞き返されますが「いや、あの〜大阪芸大ってとこなんです・・・」と若干の引け目を感じながら言うハメになります。
*「藝」と「芸」の違いもまた憎らしいですよね。

  
  
  
  

あ!「ゆうがたクインテット」の人だ!

芸大には多くの著名人教授が在職しています。
その中でも自分が見かけて「あ!」と思ったのが音楽家の「宮川彬良(みやがわあきら)」さんです(現在は退職されているようです)。
宮川さんはNHK教育テレビの『クインテット』という番組で「アキラ」として出演されていました。
「ゆうがったクインテット♪」というメロディーで記憶に残っている人も多いのでは?
しかも見た目も独特な方なので「あ!ゆうがたクインテットの人!」と心の中で叫んで、ちょっと嬉しかったのを覚えています。
  
あと個人的に見かけて興奮したのは、帰りのスクールバスで見かけたスクリーミング・マッド・ジョージさんです。
*映画「「ポルターガイスト2」」や「エルム街の悪魔4」のほか、マリリン・マンソンのPVなどの特殊メイクを担当した方です。

  
  
  
  

バス待ちの行列がなんか「くさい」

講義終了後、大学から最寄駅までのスクールバスは決まって長い長い行列が出来ます。
初夏の頃。その行列に並んでいたら、どこからともなく「異様な」匂いがプンプン漂ってくるのです。
あえてここで具体的には書きませんが、なんか嗅いだことのあるような・・・そんな匂いです。
*決して「う」から始まる3文字ではありません。知りたい方は丁度今の時期4〜5月頃、芸大に足を運んで実際に並んでみてください。

  
  
  
  

ミステリー、謎の「学科棟」

学内には多くの研究棟が立ち並んでいるのですが、バスロータリーの奥、ひときわ目立たない場所にポツンと建つ建物があります。
マップの左端に見える「31・32棟」です。
ここは主に大学院の授業や事務室・研究室が置かれています。そのため学部生は滅多に用事のない場所なので「あの建物は一体なんなんだ」とウワサする声もちらほら。

  
  
  
  

遠くそびえる「謎のタワー」

芸大のキャンパスから遠く望むと、そこには「謎のタワー」の影を見ることができます。
その正体はこちら。
富田林に本部を構える「パーフェクト リバティー教団(PL教団)」による「大平和祈念塔」です。
一見、不気味な印象を与える塔ですが、しばらく通ううちに「お、今日もよく見えるなー」となんだか親近感すら湧いてくるようになります。
ちなみに芸大出身(中退)の庵野秀明さんもまたこの塔に魅せられ、かの名作『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の構想を得たと言われています。

  
  
  
  

いかがでしかた?
小ネタなので大した内容ではないかもですが、さらっとキャンパスの雰囲気だけでもお伝えすることができたのではないでしょうか?

  
  
  
  

芸ネコ、まだ居るのかな?

  
  
  
  

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